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患者様からの相談症状

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うつ

 

うつ病」はその病名が示すようにうつ状態を中心症状とする病気です。

 

悲しいことやストレスが重なれば誰でも憂うつになったり気分が沈んだりしますが、そのうつ状態と「うつ病」には多くの類似点があり、はっきりと区別がつかないことが少なくありません。つまり、両者は病的であるかないかの違いに過ぎないのです。

 

 

病的でないうつ状態は一時的なもので、時間の経過とともに自然に回復していきますが、「うつ病」は自然に回復することはなかなか難しく、長期間にわたって持続します。 また、うつ病にはさまざまな身体症状が現れます。

 

落ち込むなどの精神症状が目立たずに 眠れない、食欲がない などの身体症状が前面に出て、まるで身体の病気という仮面を被っているようにみえることから「仮面うつ病」と呼ばれることもあります。

 

うつ病の症状

うつ病がなぜ起こるのかについてはまだよくわかっていませんが、さまざまな研究から少なくとも単一の原因から起こるのではなく、いくつかの原因が複合的に影響して発症すると考えられています。
特に、うつ病になりやすい遺伝的素因やストレスを受けやすいまじめな性格など、本人がもつ生物学的要因や心理学的要因が素地としてあり、それに外的なストレスなどの環境要因が作用することで発症が促されると考えられています。

 

ただし、同じような性格や気質、同じようなストレスを受ける環境にあるからといって、すべてがうつ病になるわけではありません。従って、うつ病になりやすい人とそうでない人がいるとも言えます(ストレス脆弱性仮説)

 

 

新型うつ・頚筋性うつを知っていますか


従来、うつ病という病気は上記の様な原因が一般的とされていました。けれどここ最近、現代人の「うつ病」の多くの原因が“首の筋肉の異常”にある≪頚筋性うつ≫であるということがわかってきています。

 

従来の精神疾患のうつ病は「身体のどこかが悪い」ということから来るものではありませんが、この≪頚筋性うつ≫は、首の筋肉の異常によって起こり、明らかに別物です。

 

 

頚筋性うつが起こるしくみ

パソコン、携帯、事故のムチウチ等により、首の第一、第二頸椎がゆがむ

 

    ↓    

 

首の筋肉が異常に緊張している状態が続く

 

    ↓     

 

脳幹が正常に働かない

 

    ↓     

 

自律神経が乱れる

 

    ↓

 

全身(からだ)の体調不良(不定愁訴

 

    ↓

 

こころの病気

 

要は、首のコリから身体への症状が発症し、精神の症状へと移っていくのです。身体の不定愁訴があまり長く続いていると、次第にうつ状態(頚筋性うつ)が出てきます。

 

ここで大事なことは、「うつ病」をすべて一緒くたにし、ただひたすら精神症状に働きかける抗うつ剤等の薬物療法に頼っていても、≪頚筋性うつ≫の場合、改善は難しいでしょう。なぜなら、病気の本質は“首”にあるのですから。

 

全身の神経ネットワークへの司令塔となる 脳幹がうまく働かないならば、からだやこころに不具合が出ても、それは当然のことかもしれません。

 

「気の持ちよう」「精神的に弱い」「怠けている」・・などと、周囲の心無い言葉に傷ついている方も沢山いらっしゃいます。

 

違います。身体の理由がちゃんとあるのです。あなたのせいではありません。

 

今の自分のからだがどんな状態にあるのか、なぜその症状が出ているのかを冷静に受け入れ、あとはその原因を取り除くだけです。

 


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