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肩こり

肩こりの原因

〈厚生労働省 国民生活基礎調査の概要〉によると、「肩こり」は、男性では腰痛に次いで2位、女性では堂々1位に挙げられるほど、実に多くの方が悩んでいます。一般に肩こりが起こる原因は、次の4つが考えられます。

 

① 「ストレス」 ② 「運動不足」 ③ 「筋肉疲労・眼精疲労」 ④ 「姿勢・骨格の歪み」

 

 

この4つが原因となり

筋肉が緊張したまま緩まない

 

  ↓

 

血流が悪くなる

 

  ↓

 

更に筋肉が緩まない状態が続く

 

  ↓

 

姿勢・骨格の歪みが増大する。

 

この悪循環が常に体の中で起こっている状態が「肩こり」なのです。

 

ではどうすれば「肩こり」のない体になれるのか。

 

まずは今一度、ご自身の生活を見直していただきたいのです。

 

 

現代人の多くが過剰なストレス社会で生活をしています。『仕事上での責任や対人関係、家庭内や学校・職場での問題』などを挙げれば、ストレスが全くかからない生活を送っている人はいないでしょう。

 

 

ストレスが多くかかった生活は、自律神経の中の交感神経が、常に優位な状態になっています。 交感神経が優位になった状態が続くと、血流の悪化や筋肉の緊張から、肩こり腰痛などの症状が現れてきます。また内臓の機能低下にも繋がり、ゆくゆくは、内臓疾患や他の病気にまで発展する可能性があります。

 

「ストレスがない社会」に身を置くことはなかなか難しいものですが、自分なりの解消法、発散する場所や好きなものを見つけて、あえて日常から少し視点をずらすことも肝要です。

 

 

また現代社会では、日常的にパソコン等のコンピューターが欠かせないものになっています。。集中してパソコンを触っている時の姿勢は常に前かがみで、背中を曲げ、顔をモニターに近づけた状態をとっています。キーボードやモニターの位置や高さを変え、少しでも首や肩に負担のかからない姿勢を作る事も大切です。

 

 

また、適度な運動も大切です。人間も大きく分ければ動物です。「動く物」と書くように、動物は本来、体を動かして筋肉を使った状態で健康が維持されるのです。筋肉が伸びたり縮んだりすることによって筋肉の柔軟性が維持され、血流がうながされます。

 

 

肩こり治療法

歪んだ姿勢や骨格は、“正しい方法”で改善することが、肩こり解消の近道です。

からだが歪んだままでは、単なる肩こり腰痛だけではなく、ひいては重大な病気に発展する場合があります。 ここでいう正しい方法とは、安易に首をけん引したり、患部の骨をゴキゴキと動かすことではありません。

 

この人体は数百個の骨の組み合わせからなっています。そして一番高い所に一番重たい頭 (5~6㎏)があり、ほとんどの人がその頭を支えている首の1番目と2番目の頸椎に歪みが生じながらも、全体のバランスを保つために、数百もある骨のはまり方や関節の位置を少し ずつずらして立っている。首コリ、肩こり腰痛が出て然るべき状態なのです。

 

 

ではどうやって姿勢や骨格を矯正するのか?

数百の骨の組み合わせで、持ちつ持たれつのバランスを微妙にとりながら成り立っている人の体。その骨のはまり方を人や機械の力で全て正常な位置に正すことができるのか?ちょっと無理がありそうですね。 部分的には戻せるかもしれませんが?でも部分的に戻しても今度は全体の立つバランスがくずれてしまいます。 じゃあどうやって戻すのか?

 

 

それは、“自己治癒力”。

自分のからだは誰よりも自分が一番知っています。

 

人間の脳の一部にある「脳幹」がそのカギ。この脳幹は、健康な状態を保てる本来の骨のはまりや関節のベストな位置を記憶しています。脳幹がフルに活動できる環境が整えば、自らの姿勢や骨格を正常な位置に戻そう戻そうと働きます。常に脳幹がベストな状態で活動できるよう活性化させることは、最も合理的で、つらい症状から遠ざかる一番の近道だと考えられます。

 

 

またひどい肩こりは病気の可能性も考えられます。

① 手足のしびれを伴う肩こり 手や足がしびれる又は、ある方向に曲げると発生するしびれなど、肩こり以外に手足がしびれる場合は要注意。脳梗塞や脳出血などの脳の病気が進行している可能性も考えられます。 また、むち打ち症や頸椎椎間板ヘルニアなど頸椎を痛めたかたも手足のしびれや肩こりが見られます。

 

 

② 痛みが左右どちらかに起こる肩こりや、 日に日に痛みが激しくなってくる肩こりは、単なる筋肉疲労ではなく、なんらかの病気にかかっている場合も考えられます。 また痛みが左肩を中心に発生する心筋梗塞という病気があるように、痛む箇所が偏っている場合なども注意が必要です。

 

 

頭痛・吐き気・めまいを伴う肩こりは、重い病気のサインもしくは、肩こりという症状として表に出そうという体の働きによって起こっていることも考えられます。クモ膜下出血などの脳血管障害による頭痛や、耳の三半規管の障害でめまいが起こるメニエール病だったというケースもまれにあります。

 

 

肩こり」は一般に多くの人が慢性的に訴えている症状ですが、だからといって一時しのぎの対症療法を繰り返すのではなく、根本的な改善を目指して〈脳幹〉を活性化させ、自己治癒力を最大限に高めた状態を保つことが、最善ではないでしょうか。

 


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