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関節痛 ミニ知識

肘や膝などの関節痛は、痛みの部位がぼんやりとしていて「ココが痛い」と指摘しにくいものです。 痛みには捻挫や関節炎のような自発痛、
動かしたときに痛む運動痛、からだの自重で痛みを感じる荷重痛があります。
これらの痛みは、靱帯や腱、筋肉の神経が関与しています。

さらに、
関節に入り込む血管にまつわりついている自律神経の枝が発する痛みもあります。

これらの神経は太さの違う4つの神経で、侵害刺激を感受すると痛みの信号を発生させます。
関節は、切ったり刺したりの刺激よりも、ひねったり引っ張ったりという
刺激に敏感です。

ところで、

関節面や半月板などの軟骨には痛みの受容器がなく、痛みを感じることはありません。

関節軟骨が変形すると痛みがおこるのは、関節運動がスムーズでなくな
るために靱帯に異常なひねりや引っ張りがおき、とりまく腱や筋肉が緊張し
て「いたみ」が出ます。
動かし方によって痛みの部位が
移動するために、はっきり「ココがいたい」と痛みの位置を
特定して言えないのです。


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