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頭痛 ミニ知識

「頭痛」は誰でも経験したことのある症状で、自然と治まる頭痛から生命の危険
に及ぶ頭痛まで様々ありますが、慢性的頭痛は精神的にも悪影響を及ぼします。

筋肉が緊張しておこる頭痛=『筋緊張性頭痛』は、疲労やストレス等が引き金でよく起こります。
女性が良く訴える偏頭痛=『血管性頭痛』は、吐き気を伴う、目の奥がズキズキ、目がチカチカする、という症状が特徴的です。
これは血管拡張による周囲の神経が刺激を受けた結果、「痛み」として出るのです。

血管の拡張は、自分の意思でコントロールできない神経(自律神経)の副交感神経の作用で起こります。リラックスしている時、お酒を飲んだ時などは、副交感神経が優位になります。

『血管性頭痛』に対処して処方されるエルゴタミン、トリプタン(血管収縮剤、頭痛遮断薬)は
割と即効性があるようですが、裏を返せばこういうお薬に慣れてくれば、市販の一般的なお薬はあまり効かなくなるといいます。

また緊張性、血管性頭痛の混合型も少なからずいます。

年をとって脳血管の動脈硬化が進んでくると、逆に偏頭痛は起きなくなります。
しかし喜んでもいられません。ある日「プツン」と切れて大変なことに!!
偏頭痛をなめてはいけません。
『危険な頭痛』は特有の症状を伴います。
“嘔吐感““、“38度以上の発熱けいれん“、“知覚障害“、“激しい頭痛“
このような症状はスグに検査を!!


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