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食の知恵⑫

天高く、馬肥ゆる秋です!(^^)! 稲穂が実り、豆のさやがふくらみ、木の実やくだものがたわわに揺れて・・・。保存がきく食べものがたくさん採れるので、秋は冬に向けて蓄えの季節と言えるでしょう。秋の作物はまた、米や豆など、からだの血となり肉となるものが多いのが特徴です。からだをつくる材料としては最高なのですが、おいしすぎて、つい食べ過ぎてしまうのが難点。どんなにからだにいいものでも、消化不良をおこすと腸内で腐敗発酵し、からだ中に毒素をまわす原因になってしまいます。
からだにいい食べもの。というと、とかく「質」を考えます。無農薬栽培、有機栽培、無添加、糖質フリー。。。など目を引きますね。これももちろん大事。そしてもうひとつ、大事なことは「量」です。からだにいいからといってやみくもに同じものを大量に食べたり、おいしさにまかせて食べ過ぎると、からだにいい食べものではなくなってしまいます。長寿の方のインタビューで「健康の秘訣は?」と聞かれて「腹八分目」と答える方が多いのは、うなずけるところです。これから年末に向けて会食の機会も増え、『食べ放題!飲み放題!むちゃくちゃやっちゃいましょー』という誘惑もかなり魅力的ですが、そこはひとつ、お忘れなく(^_-)-☆
“からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て”より


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