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食の知恵⑤

食べ物には栄養学や栄養分析からは見えてこない、不思議な作用がたくさんあります。その代表的なものが、陰と陽のパワー。
これをひとことでいうと、陰はゆるめたり冷やしたりする力、陽は締めたり温めたりする力。つまり食べ物には、細胞や血管や臓器をゆるめたり縮めたりする働きや、からだを冷やしたり温めたりする作用があるのです。ゆるめて冷やす力が強いものは陰性の食べ物、締めて温める作用が強いものは陽性の食べ物ということになります。
では・・
夏にとれるなすやきゅうり、スイカは細胞をゆるめてからだを涼しくしてくれる陰性。亜熱帯地方の産物である砂糖やコーヒー、スパイス類も陰性の働きを強くもっています。一方、秋から冬にかけておいしい根菜類や肉は、からだを温める陽性の食べ物。寒くてもからだが動くように、エンジンをかけてくれます。これからの時期、陽性の食べ物をしっかりとると、いいみたいですね(●^o^●)


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