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脳をだましてやせる

やせたいのに脳が足をひっぱっている!
ダイエットの戦略として大切なポイントは、脳の反応を考慮することと、持続できる戦略であるということ。
カロリーを極端に抑えるダイエットは、長い目で見るとぜったい成功しません。進化の過程で餓死の危険にさらされたことで、脳は、深刻な体重の減少から体を守るエキスパートになっているからです。
脳が体を守るための重要な手段のひとつに、“空腹を感じたら代謝を下げる”ことがあります。ひとによっては45%も下がる。。となると、1日2000カロリーで体重を保っている人ならば、この代謝調整が行われると1日1200カロリーでも体重が減らない!さらに悪いことに、食べる量を増やすと、代謝がもとに戻る前に太ってしまう、という悲しい結果も招いてしまいます。
また、ストレスを感じたときに脳から放出されるストレスホルモン「コルチコトロピン」の放出を促す物質は、体内バランスをエネルギー貯蔵のほうへ傾けるということからも、ストレスがいかにダイエットの妨げになるかということもおわかりでしょう。もともと脳の神経回路は、「食べて体重を増やす」ほうに傾きやすいので、本来「やせたい」という願望と脳の神経回路は反している事になります。
脳の空腹センサーは、「おなかの満たされ具合」と「血液中の脂肪と糖分」に反応します。だから空腹感を減らしたいなら、サラダや野菜スープのような低カロリーのものをたっぷりに、少量の脂肪を組み合わせてみて。
こうやって考えてみるとダイエットの一番の敵は“自分の脳”なのかもしれませんね。脳をだましだまし、ときにはご機嫌をとりながら・・・・って言うのは簡単なんですけど(^_^;)


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