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食の知恵⑨

私たちはなぜ、食べものを料理して食べるのでしょう。そんなこと考えたことありますか?もちろん、料理(調理)をしたほうが、素材がさらにおいしくなるから。でも、もっと深い意味では、自然の理(ことわり)である陰陽の調和を料(はか)り、調える、というのが調理、または料理のほんとうの意味なんだそうです。(^u^)
つまり、陰陽のバランスをとることが「おいしい」につながる。。。。
おいしい調理は陰陽の繰り返し。料理の工程でいえば、たとえば炒め煮などは、炒めるという陽性の力の次に、水を加えるという陰性の波動を入れ、さらに水気を飛ばすまで煮るという陽性の力を加えます。陰→陽→陰→陽 が交互にくる料理ほど、豊かな味わいになる。。。なんだか科学ですね!
それから、鍋は厚手の鉄なべや土鍋を使うと料理のあじが3割アップするといわれます。煮物などは「煮きる」こともおいしさのコツ。素材の煮汁や調味料をすべてしみ込ませることで、素材の栄養価もパワーも逃さず、むだも一切でません。
理に合ったやり方、つまり『合理的』というのも料理のあるべき姿です!と著書に書かれている、栄養士で料理研究家の大森一慧さんがとてつもなく雲の上の人に思えてきました。
陰陽のバランスをとりながら合理的に素材を操る!!。。。。。料理って、あなどれません
“からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て”より


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