HOME > 休刊日はいるの?

休刊日はいるの?

アルコールは「五臓六腑にしみわたる」のたとえのように、歯、毛、髪、脂肪組織などの水分の少ない組織以外には、身体の隅にしみわたっていきます。 それぞれは細胞膜に保護されていますが、アルコールはこの細胞膜をやすやすと通過するからです。
アルコールの消費量は毎年増加して、現在成人一人あたりの年平均消費量はビール大瓶
400本と言われています。 それにともない臓器障害の患者さんも増え続けています。
臓器障害になり金銭面でも医療費、働けないことによる経済的損失は計り知れない金額
になってしまいます。
とはいえ、いっぽう酒税は平均的にみると上がっています。 変な帳尻合せですね。
ところで、酒飲みは必ず休肝日を設けることが必要と言われてきました。
最近の学説では、毎日飲む人(連続飲酒者)と週末に大酒を飲む人(間歇飲酒者)を比較
すると肝病変の程度や死亡率に差がないことが確かめられて、一日の飲酒量よりもアルコ
ールの総摂取量に問題があるとする積算飲酒量が重視されています。
どんなに休肝日を設けても飲酒量が多ければ効果はないのです。
そこで一生で飲めるお酒の量は、どのくらいかというと積算飲酒量の目安は600kgで
あると言われてます。
この量を守ろうとすると毎日大瓶3本飲んで25年、2本なら40年近く飲酒を続けて
いる計算です。
ですから、安全な飲み方を計算するとやはり一日2本以下が望ましいのです。
もちろん、個人差がありお酒の分解酵素で考えてみると、男性と比べ一般的に女性はそれよりも少なくしたほうが良いようです。
しかし、量よりも飲み方に問題がある人も多いようです。
楽しいお酒の飲み方が精神的にも良いと言えるでしょうね! 少ない量で楽しく飲む!!
これが心体にとっても、お財布にとっても一番ですね!!
最後に急性アルコール中毒。注意して下さい。無理にすすめられても「断る」ことです。
無理し過ぎると飛んでもないことになります。
家族や周りの人達には心配、迷惑をかけないように!

コメントを残す