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未病

未病って??

ちかい表現の中で最もこれに当てはまるのが『不定愁訴』です。
『不定愁訴』といっても、これ又とてもあいまいで、つかみどころのない感じですね。

決定的な病名がつかないのに本人は不調な症状で苦しんでいて、頭をひねったあげく

『自律神経失調症』などと診断されることがありますが、ある意味この言葉は広い範囲の状態を指す、とても都合のいい言葉なのかもしれません。

その不定愁訴を訴える方は実に多く、不調の度合いは『不定愁訴』の数に比例している、と言ってもいいくらいです。

全身性・・・・ 倦怠感、疲労感、熱感、発汗、冷え、のぼせ

神経、筋肉性・・・ 頭痛、頭重、めまい、耳鳴り、しびれ感、不眠、
肩凝り、腰痛、下肢倦怠感

消化器系・・・ 食欲不振、便秘、下痢、腹部膨満感、腹部不快感
腹痛、食道狭窄感、嘔吐感

呼吸、循環器系 ・・・動悸、息切れ、胸痛、不整脈

泌尿、性殖器系 ・・・性欲減退、インポテンツ、月経不順、排尿困難、
頻尿、尿残留感

 

こういう様々な症状が、次々と押し寄せてくるのが『更年期』です。
これは年齢的な変化を伴うことも多いのですが、それに加えて精神的
なストレスが加わり、「生活形態」「不眠」「運動不足」「天候」等も
多く影響します。

スグに生命の危険は無いけれど、長くこの『不定愁訴』を抱えてる人は
みなさん深刻です。はっきりと原因が追究できず、病名がつかない人ほど、

悩みは大きいようです。

未病・・なんだか謎めいた響きですね。

けれど大難は小難へ。小難は無難へ。。と食い止める時間を与えられていると思えば、小さな

体からのサインにも“感謝”なのです。

 

 


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