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癒し
人は母親の胎内にいて育つ中で、すでに母親より胎児教育を受けて
います。体内にいる時、母親が語りかけると反応を示す胎児もいます。
男でも女でも関係なく母親から生まれ、甘えながら育っていきます。
この甘えは、成長してからの癒しととっても深く関係しています。
小さな頃からされる、しつけを含めての幼児教育と甘えは、表裏一体であると言えます。
甘えることによって「心」が癒されるのですが、成長していく過程で
時には反抗心や拒否など、いろいろな形となって現れます。
私たち大人は成長したひとつの結果論であって、甘えたい心は
誰にでもあるのですが、感情をコントロールしながら(心)を押さえ込んでるだけです。
心身ともに疲労感を感じたとき、この疲労感が強ければ強いほど隠れ潜んでいる「甘え」の
気持ちが出てくるものなのです。
その様なとき、自分の好きなこと、趣味、音楽、欲しいもの、食べたいもの...など
日々の中で気づかずに自分自身へのご褒美にしている事が多々あります。これが癒しです。
私たちはそうする事によって、日々のストレス性の未病を無意識にやっつけているのです。
人間は強いストレスを感じたとき、自然と防衛本能が働き、脳の破壊(混乱)を食い止める為に、「心」を閉ざすという行動に出ます。
一切を拒否してしまうのです。これも本能が行う一種の甘えといえます。
この甘えはやがて、自分自身が意識的に解決するひとつの方法となります。
一見、「甘え」という言葉は、マイナスイメージを与えるもののように感じます。けれど、
自分に対する“ご褒美““(癒し)は大きな力を持っています。他人から見れば理解できないような物でも、その人にとってみれば大病をも遠ざけるほどの魅力的なものです。
あらためて『癒し(いやし)』を『ご褒美』としてとらえましょう!!
自分の逃げ道を沢山知っていることは悪いことではありません。どうしようもなくなる前に、
ちょっと小道に入って休憩 ^^) _旦~~