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直観

人間である証の一つ『直感』。私たちは
大なり小なり誰でもこの『直感』が働く。
第六感と表現してもいいが『直感』と言う
言い方のほうがよりあてはまる事が多いと
私は思います。

日本中(世界中)に山ほど治療家はいる
が大半が解ったような顔をして患者さんを
診ているがその裏にはこの『直感』によっ
て判断している事が実に多いと思います。
患者さんを施療する時、主に確認するもの
をあえて検査としめしていじくり回す事も
早い話がこの直感次第であると言えます。
ヘタに患者さんの姿勢を変えて検査をする
と良い気持ちをしないだろうし時間のロス
にもなってしなう。
『検査』が一番大切で難しい!と知りつつ
も最低限度におさえ、この『直感』が作動
した後にいろいろ考えたり施療していくう
ちに正しい直感、間違った直感が結果を整
えてくれます。 しかしながらこの直感には常に施療者自信が、心身共に充実した状態と
集中力が不可欠で患者さんと話しながら出来るものではないのです。
直感は触診力を磨き上げ、触診力は直感を敏感にさせます。

直感は大脳辺縁系の感覚に由来する、と言
われています。(原始的な脳)
いずれにしても日常生活でも言える事で、
集中力をもって、状況を観て、判断して、
実行していく事を心掛けなければならない
のです。これも直感次第!

毎回来院される患者さんでも来院される
度にゆがみの状態は違う時もあります。
先入観で捕らえていくと失敗します。常に
「白紙の状態」で患者さんを診る事が重要
になってきます。

体調不良の時に患者さんを診ると、直感
どころか鈍感になってしまいます。
ですので、不調の時は『本日休診』・・・・
直感は経験がモノをいいます。『経験にまさる知識はない!』
また、プロはいかなる時もプロでなければならないのです。
(木村)


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