病気にならない人はいないと思いますが、残念ながら仮に「病気のデパート」と言われ
る人は、必ずと言って良いほど過去に主たる病気を抱えている方と言えます。
主たる病気が治ったと言っても、人間の身体は完壁に元の状態に戻ったのではなく、

治（おさ）まっている状態である、とも考えられます。

一部の強い痛みや長く続いている不快な違和感、繰り返している鈍い痛みなどの自覚症状を訴えられる場合、その主訴だけを捕らえていると本物の敵を見失うことになります。

一部の症状だけをとらえるのではなく、体はトータルでひとつのものととらえるのが、東洋医学の考え方です。また、症状が

著者：天竺スタッフ

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