私たちの業界で頚部と言います。又は頚椎と言います。
患者さんが「肩が痛いっ！」っと言ってくるこの主訴の
背景には、さまざまな問題が隠されています。
肩が痛い＝(イコール)肩コリと短絡的に考えてはいけない
のです。肩上部を触って「こってますね～」だけで処理
してたら後々まで問題になりかねません。
これは頚椎の歪みをともなってる事が多いからなのです。

頚椎には椎骨・総頚動脈、脊髄神経、脊髄液の循環そ
して食道、気管支など大変重要な基幹中継道路なのです。
いわゆる『関所』です。中枢と末梢を連結する要所で他
には存在しない部位なのです。

もし…もしここにトラブルが発生したらどうなるでしょ
うか？。想像してみて下さい！
歪みが発生すればこれが捻じれとなり、この要所に渋滞
が発生します。これがいろいろ問題となり、肩凝りはも
ちろん、頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労、手の痺れ、
ひどいと足にまで痺れが発症する場合があります。
歪みは下の方からだけではなく上から下に症状が発生
したら、ことは一大事になります。
頚椎は「こわ～い」ところなのです。いろんな意味で！

人、動物も首が痛いといやな感覚を持ちます。
これが人間の本能的な防御で、いやな感覚を起こさせる
ことによって注意をさせるのです。
『注意して治して下さい』と言っているのです。
特に首は痛み、違和感などの信号は早く、鋭く脳へと送
られます。
顔の表情もこわばってぎこちない動きをとることになり、
今度は他の部位にまで影響を及ぼします。　いわゆる、
『合併症』です。

危険な部位だけに慎重に、ゆっくり、やさしく歪みを
とることは最上策になります。
薬では治りません。歪みは…。
ここでは徒手療法の出番です。！！

最後に寝違いを良くする方！首の不具合が分からずに
寝ていることは相当な疲れが溜まっていますよっ！

著者：天竺スタッフ

こんにちは 天竺熊本本院スタッフです！

天竺スタッフ一同、マスクの下は笑顔で、今日も元気に頑張ります！