テレビなどで聞いたことはあると思いますが、「脳下垂体」（のうかすいたい）。脳の中央に位置し、小さなサテライトノーズが脳幹の先に突き出している「珍にして妙」な奴。ところが、とっっっても大事な役目のホルモンを出す、言わば「ホルモン司令部」なのです

ホルモンとは、ある特定の臓器を活動させるための物質で、「体の調整役」を担っています。ホルモンを出させる為のホルモンを出す、とは妙な言い方ですが、脳の活動は「分業活動」をしてるからこそ上手に身体バランスをとっているといえます。
脳下垂体の出すホルモンは「刺激ホルモン」と呼ばれ

卵胞刺激ホルモン
黄体刺激ホルモン
乳腺プロラクチン
甲状腺刺激ホルモン
副腎皮質刺激ホルモン
成長刺激ホルモン
があり

特にこの成長刺激ホルモンは、身体を整体するうえでとても深い関わりがあります。
成長刺激ホルモンは深い眠りの時にジワジワと出てきて、疲労回復ならびに成長をうながします。昔から言われる「寝る子は育つ」という言葉は、まさにこの成長ホルモンが、寝ている間に盛んに出ることをあらわしています。
心地よい温かさを保つ環境ので体が整体されていくということは、全身の調整をになう成長刺戟ホルモンを盛んに分泌させることにもなります。
施術を受けて深い眠り（一瞬でも）に誘導されることは、わずか大豆くらいの『脳下垂体』の活躍があるからなのです。

ちなみにホルモンとはギリシャ語で「呼び覚ます」という意味！
身体を「呼び覚ます」・・なんだかとっても愛おしくなりません？わたしのホルモン。

著者：天竺スタッフ

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