「ウンコ座り」・・・（いきなり失礼します）
今では洋式トイレが主流ですから、この言い方も的外れではありますね。
道端で、ウンコ座りをしている若者をよく見かけます。

血圧は動作や姿勢を変えるでけでも簡単に変化します。その中で一番血圧が低い状態は仰臥位（あお向け）ですが、真っすぐに立った状態で（立位）で血圧がわずかに上がります。これは身体を支える為に大腿の筋肉が緊張し、脚の血管を収縮し血圧が下がらないように交感神経が反応して、血圧を上昇させることだと言われています。ところが最も血圧が上がる姿勢を調べてみましたら、
なんとしゃがみ込む姿勢、ウンコ座りだそうです。

蹲踞（そんきょ）という言葉はあまり知られていませんが、相撲の世界では当たり前の姿勢です。
大腿部が下肢部で圧迫され、末梢の血管も圧迫され血圧を上げるのです。筋肉の緊張も、交感神経の緊張も、立っている時よりこの蹲踞の状態が高くなるのです。
剣道もそうですね。何か闘争本能をかき立てるような、あるいは姿勢を保っている状態のときは血圧が上がっています。そういう意味では若い人のウンコ座りは、無意識の緊張保持とか反発心となになにか関係があるのかも。

ところが最近、ウンコ座りからお尻をペッタンと付けて座っている人も多くなっているのは、逆に闘争意欲がそぎ取られている様にも見えます。
いまのあなたは？ウンコ座りの心境でしょうか、ペッタン座りの心境でしょうか・・・？

著者：天竺スタッフ

こんにちは 天竺熊本本院スタッフです！

天竺スタッフ一同、マスクの下は笑顔で、今日も元気に頑張ります！