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魔性

人間であれば誰しもが持ち合わせている心に少しウォッチング
してみました。「白い神様」と「黒い神様」。なぜ白と黒なのか?
赤でも青でもいいと思うがその論争は別にして、とにかく人の心は
見えないものです。 治療家としてはどの様な患者さんが来院して
も広い心で受け入れる気持ちは基本的に持ち合わせないとなりませ
ん。 しかし、患者さんの中でもタチ(性質)の良くない人がいる
ことも事実です。
次回受けようか、断ろうか・・・その様な時もないとは言えません
が・・・。患者さんに対しては治療(施療)という観点から受け入
れなければならないのも宿命と言えます。

話は少し変わりますが、心の魔性に少し触れてみます。人の心
には「ひがみ(僻み)」 「ねたみ(妬み)」 「そねみ(嫉み)」
が少なからず潜みます。
ひがみ・・物事を素直に受け取らず自分が悪く扱われていると考える
ねたみ・・相手が自分より優れている状態が羨ましく憎らしいと思う心
そねみ・・ねたむ気持ちを言葉や態度に出すこと

一般的には自制心が働き「白い神様」と「黒い神様」がバトルし
ますが、ほとんどが「白い神様」が勝ちます。万が一「黒い神様」
が勝ったりすると、行動・態度・言葉などに出てしまい相手に対し
て攻撃的になり「キズ」を付けてしまうのです。
この転換が『ストレス』により一時的に正常な判断を押さえつけて
しまうのです。

身近な話で、独立開業して患者の評判が良いと、どこからともな
く周辺の競争相手が嫌がらせをする様な事もあります。形は様々で
すが・・・。そのような事が仮に有ったとしても「無視」をする事
が自分自身のストレスを溜めない方法となります。
ひがみ、ねたみ、そねみはいつまでも続かないものです。

魔性は心と身体がバランスよく保たれていれば起きないモノです。
「心の歪みの一過性」です。(性格の良し悪しは有りますが・・)
それでも身体のバランスを保つソフト整体で穏やかに、いつも快調
に「白い神様」の力を常に付けて保ちましょ~。


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