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教科書

今世間には○○式、○○療法などなどいろんなアプローチの仕方、概念が飛び
交っています。食事療法から薬物療法、運動や物理(温熱)療法、心理・催眠・
芸術療法などなど、針も使えば棒も使う指使う(マレですが)。一人で出来る呼吸療法のヨガ、太極拳。芳香療法のアロマセラピーなどまだまだ数多く存在する。受ける側として何がイイのか、何が効くのかサッパリ!?広く浅く手をだして「あそこはダメだった」になっちゃいます。

誰でも食べ物や人等に「生理的に受付けない」と言うように効果が有無なのは、
無意識的に「心」「身体」が受け入れているか、入ないかで幅広い変化の違いが
出てくるのです。「病は気から」と言うように、思い込めばなんだって効果は出
るのです(プラシーボ効果)他人が自身の体質改善をする事は限界があるのです。

専門書も数お~~くあり自分も探すのに一苦労・・・。
私達、ソフト整体を施療するうえでいろいろな患者さんとの出会いがあります。
患者さんの体を通して知ることが沢山あります。実際に歪みだけを診ても右に曲
がっていたり上を向いていたり更に斜めになっていたり、全くこの逆のケース、
そして混在してたり、更にプラス筋肉の硬縮が加わってきます。
アウターマッスル・インナーマッスルの差異もあり何が何だかサッパリ解らずに
ただ混乱するばかり。しかもこれに違和感、痛み、炎症などの発症があり可動域
制限が個々に違う状態をつくり出す。 更に患者さんの主訴の表現の仕方も実に
バラバラです。ま~性格と言うか、その日の気分と言うか、仕事柄と言うか・・・

私達はこの現実と事実を前にしてあらためて「患者」さんという者の状態を知
り考えて判断していける題材を戴いているという事は「生きたテキスト」を預か
っているのです。数多くの教科書(専門書)よりも勉強になる事、「へ~!?」
っと思う事が多々出てくるのです。もちろん基本が無いとアタフタします。
頭でっかちでも生かさないと「宝の持ち腐れ」。行動です!いかに臨床が大事
かと言う事です。「臨床に勝るテキスト無し!」本当に在り難いことです。

技術者という以上に治療家としていかに患者さんに対応していくかは千差万別
なのです。実にCASE BY CASEという暖味な言い方になりますがこの
CASE BY CASEを臨機応変に出来るという事は、単に知識と技術
だけでなく、いかに豊富な臨床経験をつんでいるかも大変重要な
要素となってきます(自分も全然未熟者ですが・・・)。
経験は努力も必要ですが時・運つきますよね~~~。

難しい患者さんであれば有るほど「厚い教科書」を預かった
と思って見あさっていき。「痛いっ痛いっ」と訴えてくる方が
来られたら「有り難や有り難や」と思いながら苦しん活きます。
ソフト整体はソフトな施療の中に「誠」が隠れ潜んでます。

(手)も使えば肘、膝、足、歯だって


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