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おしっこが近いと面倒です。

この時期、寒くなるとなにかと増えてくるのがオシッコの回数。
高齢化社会だけに、「尿」に関すること・モノが注目を浴びています。
若者でも増えている「オシッコが気になる」・・・。
人にも言いづらく相談もしにくい事柄ではあるようですが、水分の取り過ぎなのか~?病気なのか~?サッパリわからない。

最近トイレが近くにないと落ち着かない。一度気になると我慢できない。このごろ女性雑誌などでこの問題が取り上げられています。そっと読んで密かにうなずく人、多いようです。
「尿もれ」は骨盤内の筋肉の衰えが原因といわれます。一体どのあたりの筋肉?と思いでしょうが、自分の意志で動かされる筋肉はすべて「協同・連動・拮抗・固定」して作用しあい、無意識にすべての筋を使っているので、ざっくり骨盤の内側にある筋肉と大まかに解釈していいと思います。が、ある日突然体験するチョビット感・・・。
小さなことですが、ポイント的に筋肉を意識して動かすことにより、組織の活性化(筋トレ)ができます。本格的に「骨盤底筋トレイニング法」を続けることが一番ですが、なかなか続かないのでは?まずは意識をすることです。「オシッコを出す、出切るまでしぼり出す、止める」必然と骨盤周囲が引き締まる。これを一回一回意識することで改善に向かい、持続できます。癖になります。

医学的に「泌尿器」といえば血液をろ過してオシッコをつくり排泄するまでの器官群をいうのですが、男性の場合は精液の通り道=「生殖器」の役割りもしている器官とも言えるので少し、いや結構女性とは異なります。尿検査では『量・比重・色調・混濁・ph・タンパク・糖・沈査』がわかります。
昔は泌尿器疾患といえば「性病」というイメージで、泌尿器科は皮膚科の一部でしたが、現在は泌尿器科と言っても細かく分類されています。オシッコをつくる器官である腎臓の病気だけでも≪腎炎・腎盂炎・腎がん・腎結石・腎不全など≫これに尿管・膀胱・尿道もありますし、合併もあります。
最近、日本人(男性)は欧米人並みに、前立腺肥大(又はがん)の排尿障害などが増えています。また、年齢に関係なく女性は、特に雑菌が混入しやすい為に泌尿器に炎症がおきやすく、繰り返す人がいます。気を付けましょう。


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