今日から開院。

年も新たになり、気持ちも新たに皆様と健康で充実した一年を過ごしていきたいものです。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、いきなり食の話になりますが、皆様お正月におせちは食べられましたか。いまはおせちもいろんなバージョンがあり、和洋中と多彩ですね。民族にはそれぞれ民族固有の食べもの、食べ方があります。かつて日本にも、日本の風土に合った日本人の体質を支える食文化が息づいていました。

ところが戦後、日本の食は急激に欧米化し、わずか数十年ですっかり食のスタイルを変えてしまっています。こんなに短い期間で食べものを変えた民族は、世界広しといえども日本だけでは？昭和33年、初めてインスタントラーメンが登場したのを皮切りに、インスタント食品や加工食品が台頭し、食卓の主役が穀物と野菜から、肉や乳製品などの動物性食品にとって替わりました。

成人病が低年齢化し、生活習慣病と呼び名を変えたのは、食べものがいのちのないものにかわり、さらに毎日の食がハレ食、グルメ食になってしまったことが原因です。少なくともこの急激な食の欧米化がガンやアトピー体質のもとをつくり、さまざまな生活習慣病の引き金になっているのは明らかです。

東洋医学には「未病を治す」といって、発病する前にからだの不調を治していくことこそが大切という考え方があります。今こそ、食を見直し、“食い改める“ときです。

著者：天竺スタッフ

こんにちは 天竺熊本本院スタッフです！

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