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アルツハイマー型認知症について

脳の中の記憶、理解、判断などの精神機能を担う部位が病気に侵され、それによって痴呆になるのがアルツハイマー型認知症です。
人によって差がありますが、十数年の経過を経て次第に悪化する症状です。

種類と原因

初老期に発症するアルツハイマー病と、高齢になって発症するアルツハイマー型老年認知症があります。病気の原因はまだ不明ですが、アミロイド・タンパクがまず脳の灰白質(皮質)に貯留し、それをきっかけに、老人班や神経原繊維変化(後述)が生じてくると考えられています。

この神経原繊維変化などによって神経細胞が障害を受け、その結果、脳は委縮し脳の重さも減ってきます。異常は神経細胞の形に現れるばかりではなく、神経細胞の中で作られ、細胞間の情報伝達に役立つ様々な神経伝達物質と、その関連物質にも異常が現れます。

特にアセチルコリン、セロトニン、ソマトスタチンといわれる物質の働きが低下することがわかってきました。

進行と症状

第1期 (1~3年)健忘(最近のことを忘れる、ものを覚えられない)、失見当識(日時、場所、人の顔がわからない)、無気力、うつ状態

第2期 (2~10年)記憶、記銘(新しいことを覚える力)の顕著な障害、言葉が出てこない、言葉の理解ができない、会話が成立しない。

着衣先行(一人で服を着られない)観念運動先行(動作ができない)、観念失行(複雑な動作のやりかたがわからない)場所の見当識障害(自分のいる場所がわからない)人物誤認(人の顔がわからない)、失計算、無関心、無気力、理由もなくいつも上機嫌、落ち着きがない、徘徊、けいれん

第3期 (8~12年)無言、無動、寝たきり、四肢硬直

だれしもが平等に歳をとり、老化の道をたどることは避けられません。いかに健康を保ち、ながいながい老後を有意義に、意味を持って過ごしていけるかは、高齢化社会を迎え、長寿大国となった日本人の大きなテーマになっています。「真の健康」とは、一時しのぎの対症療法で手にすることは困難です。

アルツハイマー型認知症は当院へお任せください

自身のからだと向き合い、備えていくのかはご自身次第です。“年数を生き延びる“のではなく、“人として活きる“。当院の施術が皆様の未来を応援します。

アルツハイマー型認知症でお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。ご来院お待ちしてます。