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バセドウ病について

バセドウ病は甲状腺の自己免疫疾患であり、甲状腺ホルモン過剰症とも言います。若い女性に多くみられる病気ですが、中高年で発症することもあり、男性にも発症する症状です。

バセドウ病の原因

甲状腺は前頸部の皮膚の下、器官の前方にある臓器(内分泌腺)で、全身の新陳代謝を調節するホルモン(甲状腺ホルモン)をつくっています。甲状腺ホルモンの生産・分泌は、脳の下垂体(前葉)から分泌される甲状腺刺激ホルモンが増えたり減ったりすることにより、うまく調節されています。

バセドウ病では、甲状腺刺激ホルモンとよく似たはたらきを持ち自分の甲状腺に作用する抗体が体内にできます。自己抗体は、ちょうど甲状腺刺激ホルモンの働く部位に作用し、あたかも同じように甲状腺を刺激します。この自己抗体が身体から消えない限り、甲状腺ホルモンはつくり続けます。そして血液中に過剰に分泌され、全身の細胞で甲状腺ホルモンの過剰性(甲状腺中毒症)を引き起こします。自己抗体ができる原因は不明ですが、遺伝が関係していると考えられてます。

バセドウ病の症状

多くは甲状腺が腫れますが(前頸部の肥大)、そのほかにも様々な中毒症状がある。食欲は亢進するが、体重は減り(食べても減る)、暑さに弱くなり、異常に汗をかくようになります。手や指が自然に細かく震えてしまい、字がうまく書けなくなることがあります。脈は速くなり、すぐに息が切れてしまい、とても疲れやすくなります。

バセドウ病は当院へお任せください

自己免疫疾患と称されるバセドウ病。初期~軽度場合多くは、投薬療法が基本とされているようです。脳幹療法自体は薬や科学的なものを一切使用せず、自己の免疫バランスを整える自己療法であり、投薬治療を並行してとりいれていただく事は全く問題ありません。

それどころか寧ろ”予防医学”としての意味を持つこの療法は必ず貴方のお役に立てることでしょう。